2023/09/17 16:33
トルコの世界遺産カッパドキアにある町の名前、カイマクルから由来しています。
カイマクルは紀元前から存在する8層からなる巨大な地下都市です。この空間に住み着いたのは、ローマ帝国の迫害を逃れた初期のキリスト教徒だったと言われています。
そこには食料や物品の貯蔵庫、学校、教会、ワイン醸造所、馬屋、寝室など、生活に必要なものは全て揃っていたそうです。しかし、突然街自体が謎に包まれて消えてしまいました。推測では様々な説がありますが、一体誰が地下都市を作り、いつまで続いたのか、何故消えてしまったのかなど、真実は未だミステリーのままです。
現在はその跡地にホテルが作られ、観光地として賑わっています。
地下都市には多い時で2万人近くが生活していたと言われています。辰野町の人口が2万人弱なので、ちょうど同じくらいになります。
遠くに行かなくてもこの小さな地域で、物や文化が全て賄えることができたら、という願いを込めてカイマクルと名付けました。
お店には当時の貴重な銅板も飾ってあります。